長野県民新聞2009年5月

刑法犯少年 再び増加傾向に

 平成20年中に刑法犯で検挙された犯罪少年は、前年より60人多い1,389人であることが、県警少年課のまとめから明らかになった。市郡別では東御市が最も多く、以下、東筑摩郡、松本市と続く。また、高校生の犯罪が増加。高校生は深夜徘徊等の不良行為でも5,003人が補導されており、規範意識の醸成が求められる結果になっている。このほか、少年が被害者となる件数は前年を116件上回る3,870件であることも明らかになっている。

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進む少子化 0歳児は現中3生より4,400人の減

 少子化は速いペースで進み、今年4月1日現在の0歳児は1万8,000人台を割り込み1万7,943人であることが、県の『市町村別・年齢別人口調査』から明らかになった。現中学3年生より4,424人少ない数で、第2期の高校再編、さらには各市町村においては、小中学校の統廃合等を議論しなくてはならない状況になるとともに、小中一貫教育等、新しいシステムの検討も急を要する状況だ。

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高3女子の4割「運動全くしない」 県教委の新体力テスト

 高3女子生徒の4割は「運動を全くしない」状況にあることが、県教委の『平成20年度 児童生徒体力・運動能力調査(新体力テスト)』の結果から明らかになった。1日の運動時間でも半数以上が「30分未満」という状況。さらに高3女子の3割以上は「朝食を毎日食べない」状況にあり、高校生の体力・生活習慣は深刻な状況にある。

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今春の県下高卒生 浪人が大幅に増加

 今春の県下高校卒業生の進路状況は、2年続けて大学進学率は4割に達したものの、厳しい経済状況による影響か就職率が大幅に低下し、家居・その他が増加。また浪人比率も前年に比べ増加したことなどが県教委と情報公開・私学課のまとめから明らかになった。

 今春の県下高校卒業生は公立が1万6,097人、私立が3,211人の計1万9,308人で前年比562人の減。このうち大学には公私合わせて,728人が進学。進学率は過去最高だった前年より0.1ポイント減の40.0%だった。

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検証 21年度の高校入試結果④

 最終回の4回目は、全県の集計結果を分析する。

 充足率は、公立全日制は緩やかな定員策定であったが、前年比0.1ポイント減の98.0%に留まった。そのあおりを受けたのが私立高。私立の充足率87.7%は、前年を3.0ポイント下回るとともに過去4番目に低い数値。私立高は緩やかな公立の定員策定と、厳しい経済状況をまともに受けた形だ。

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平成20年度全国学力調査に見る長野県の実態①

 数十億円という経費をかけて行われている「全国学力実態調査」。その結果を各都道府県・市町村教委、そして学校が有意義に活用することが狙いであるが、なかなか有効活用されていないのが実態。そこで本紙は、在職時にいつ早く本県教育界に学力低下の警鐘を鳴らした元長野高校長の高野幸氏に全国学テの結果について、様々な視点から分析を求めた。8回に分けて連載する。

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