長野県民新聞2009年10月

長野日大が再来春に小学校 県私立学校審議会開催

 県私立学校審議会(会長/宮川義典・和光幼稚園長)は23日開き、県下初となる中等教育学校となる松本秀峰中等教育学校の来春設置や、県下4番目の私立小学校で、県下初の小中高一貫教育を行う長野小学校の再来春開校等、知事から諮問のあった18件を全て認め知事に答申した。

 県下で4番目となり、小中高一貫教育では県下初となる長野小学校は、長野日大中学・高校を運営する学校法人長野日本大学学園(山崎隆晴理事長)が、同学園が経営していた長野経済短大跡地に設置するもの。1学年40人で収容定員は240人。1~3年次は1学級20人で指導する。

続きを読む...

受験競争の低年齢化危惧を県私立学校審議会で議論

 23日開いた県私立学校審議会では、長野小学校の認可に絡めて、私立小学校新設に対する対応が協議された。というのも、長野小学校設置に対し長野市から「受験競争の低年齢化や、義務教育期における保護者の教育費の増大が懸念される」「初等教育における私立学校の参入の是非については、全県的な議論の上で、一定の方向付けをしていくことが必要」との意見書が出されたため。

続きを読む...

松本秀峰中等教育学校の魅力を探る

 来春、県下初となる中等教育学校が誕生する。学校法人松商学園(藤原一二理事長)が設置する松本秀峰中等教育学校だ。初代校長には、6年間信州大学学長を務めた小宮山淳氏が就任予定。1学年80人の生徒を、高校入試がなく、将来を見据えたゆとりの中でどう育んでいくのか。同校の魅力を校長就任予定の小宮山氏と金井貞徳・開校準備室長(松商学園高校教頭)に聞いた。

続きを読む...

公立高前期選抜を23年度入試から改善 

 県教委は13日開いた定例会で、公立高校の前期選抜試験について、実施の有無を各校の判断に任せる等の改善策を決定。各高校は改革案を年度内に決定し、23年度入試から実施することを決めた。

 前期選抜については、県教委内の議論を踏まえ改善策を示した。それによると、前期選抜は継続するが、前期選抜の実施は各高校の判断に任せる。このほか、職業科の募集枠や選抜事務の簡略化などの検討に関する文言も盛り込まれている。

続きを読む...

県下初の公立中高一貫校 24年度に屋代高に設置へ

 県教委は13日開いた定例会で、県下初となる公立の中高一貫教育校を屋代高に設置することを決定した。選定理由は「屋代高校から要望があった」ほか、「交通の便が良いことから、中学生が広い範囲から通いやすい立地条件にある」等を挙げた。

 実施時期は「平成24年4月を目途」とした。また同年度の屋代高の募集定員については「検討中」とした。現中1生が受験する24年度の屋代高の募集定員は、今年度並みの280人とするのか、もしくは80人減とするのか現時点では不透明だ。

続きを読む...

シリーズ「閉校そして明るい未来へ」 ①来春は小中ともに3校減

 少子化の進行などから、今年度いっぱいで閉校する小中学校がある。長い歴史や伝統を重ねてきた学校がなくなることは児童・生徒、教職員のみならず、卒業生や地域住民など多くの人々の胸にさびしさをもたらす。一方で児童や生徒は、来年度からの新しい生活に今から胸を躍らせてもいる。今号から、今年度で閉校する県下全ての小中学校の活動をシリーズで掲載していく。

続きを読む...

9月定例県議会 不登校問題などで論戦

 9月定例県議会は9月29日から10月2日まで一般質問が行われ、教育問題を取り上げた14議員のうち6議員が不登校問題に触れた。

 不登校問題に関連して山口教育長は「保護者と学校が対立した結果が、当該の子供に悪影響を与え、不登校に結びつく可能性はある」と、モンスターペアレントと不登校の関係に言及。また、発達障害が診断されたり疑われたりする例が、不登校者にあることも述べた。

続きを読む...

秋の人事異動 信大学長に山沢氏など

 信州大学の学長に10月1日付けで山沢清人(やまさわ・きよひと)氏が就任。信州短期大学の学長には、元信州大学繊維学部長の白井汪芳(しらい・ひろふさ)氏が就任。学校法人松商学園の学園長には、前信州大学学長の小宮山淳氏が就いた。

 また、県教委の平澤武司教育次長は9日付けで退任する。退任後は宮田村の教育長に就く予定。

続きを読む...

来春開校の松本秀峰中等教育学校が内覧会

 来春県下初の中等教育学校として開校する、松本秀峰中等教育学校の校舎内覧会などが1日行われた。設置者の学校法人松商学園の学園長に就任するとともに同校校長に就く予定の小宮山淳・前信州大学学長はあいさつで「県下初の中等教育学校発足の重要性を認識している」などと述べた。

 現在建設が進む校舎は、建学の精神と7つの教育目標を実現させることを目的に設計。校舎中央に1階から3階まで吹き抜けのアトリウムを設けて各階フロアでの活動を立体的に一望できたり自然採光や自然換気を積極的に利用するなど、活動しやすさや自然環境に配慮した設計が随所に見られる。

続きを読む...