長野県民新聞2009年11月

過去最多の発達障害児童生徒数

 県下小中高校における発達障害の児童生徒が過去最高の人数になったことが、県教委のまとめから明らかになった。中でも高校の定時制における在籍比率は4.88%とほぼ20人に1人という状況で、多様な生徒を受け入れている状況が明らかになった形。また、小学生もほぼ53人に1人が発達障害児で、1~2クラスに1人在籍している計算だ。

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どうする前期選抜

 県教委は16日開いた定例会で「県立高校入学者選抜における前期選抜の見直し」を決定した。合否判定基準が曖昧等の指摘を受けての見直しで、各高校に対し「前期選抜の実施の有無について検討する」とした。各校では今後、中学などと意見交換しながら、来年2月末までには実施の有無を決定することになる。前期選抜について関係者に聞いた。

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信州「教育の日」で不登校についてのシンポジウム

 第8回となる信州「教育の日」(本紙後援)は21日、『ともに学び ともに育つ 環境づくりをめざして』を大会テーマに辰野町民会館で開催された。例年その時に合った教育課題をテーマに据えるシンポジウムだが、今年のテーマは不登校。「大人と子どもがどのように向き合っていますか? ~悩める子どもの心の理解~」と題し、不登校経験者らが自らの体験を訴える中、参加者は一様に不登校問題の難しさを感じていた様子だった。

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恵まれた本県の社会教育施設

 本県の公民館と博物館類似施設は全国一の設置数であるのをはじめ、図書館、社会体育施設等多くが全国上位の設置数であることが、文部科学省の「社会教育調査」(中間報告)から明らかになった。「ハコ物」は十分に整備されている本県だが、さらなる中身の充実が今後の大きな課題になってくる。

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屋代高 中高一貫の懇談会はじまる

 平成24年を目途に中高一貫教育が導入される屋代高校にかかわる地域懇談会が、11日の千曲市を皮切りに始まった。導入は決定したものの、選抜方法や高校進学後のクラス編成、校舎整備、さらには高校から入学してくる生徒の募集枠等、関係者が最も関心がある部分は「決定していない」と曖昧な態度に終始する県教委に、会場からは不満の声が多く聞かれた。

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茅野市にみる生涯学習への取り組み

 県生涯学習審議会(会長/土井進・信州大学教育学部教授)はこのほど、「新しい時代にふさわしい長野県の生涯学習振興のあり方について」の答申を県教委に提出した。答申の趣旨は従来の個人の学びから、その個人の学びの成果を人や地域に生かす活動とすることにある。個人の学びの成果を生かすとは何か。具体的にどのような方策があるのか。本県では最も早く、また、全国4番目に「生涯学習都市宣言」をした茅野市の取り組みを追った。

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人間関係に悩む不登校生 不登校対策検討委員会

 文部科学省発表の学校基本調査では、不登校になったきっかけは「本人に関わる問題」が最も多くなっているが、ある高校が中学時代に不登校だった生徒に聞いた調査によると「友だちとの関係」で不登校になった生徒の割合が7割以上あることが明らかになった。10月27日に開かれた第2回不登校対策検討委員会(委員長/山口利幸県教育長)の席上明らかにされた。県教委の町田暁世・心の支援室長は「背景を分析しながら、新たな視点を切り開くことが大切」としている。

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様々な仲間と様々な運動で体力を向上

 子供たちの体力低下が課題になっている。昨年の文部科学省「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、本県の小中学生は全国に比べ運動・スポーツをする時間が少なく、その結果として特に中学生の女子は、全9項目の調査中7項目が全国平均以下という状況にある。このような状況を受け、県教委は5年前から「信州縦断キッズスポーツキャラバン」を実施。また、県下各小中学校でも様々な取り組みが行われつつある。全国的にもユニークな活動で注目を浴びている、塩尻市立洗馬小学校(橋詰良登校長)の取り組みを追った。

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5校が9学級の募集 来春の公立高募集定員

 県教委は2日開いた定例会で、来春の公立高校募集定員を決めた。来春の中学卒業予定者が前年比1,090人増となることから、募集学級を全県で22学級増やした。また、私立高校の定員も170人増えた。

 来春の中学卒業見込者は今春より1,090人多い2万2,337人。この数値をもとに、第1回志望校調査結果や、今春の空き定員を勘案して募集定員を決めた。

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