長野県民新聞2010年4月

大学進学率3割台に下落 今春の県下高卒生

 今春の県下高校卒業生の進路状況は全体的に振るわず、2年続けて4割台にあった大学進学率は39.8%に低下。一方で浪人生が大きく増えたことなどが県教委と情報公開・私学課のまとめから明らかになった。特に公立高卒業生の1割は浪人を余儀なくされるなど、確かな受験学力の育成が求められる結果になっている。

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「高校生までは地域で育成」 県立高校長会で山口教育長

 県下の県立高校長が一堂に会した県立高校長会は15日、県庁で開いた。山口利幸県教育長は高校長に「高校生までは地域で育てる意識」を強調した。

 山口教育長はまた昨年度を振り返り、高校生の就職の厳しさに言及。3月末までに就職内定率は前年比1.2ポイント減の93.4%になったことを紹介。これまでの努力に感謝するとともに「来春は今年以上に厳しいと言われている。早め早めの対応を」などと訴えた。

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「機動力ある組織づくりを」 関高校長会長

 県下の公私立高校長で組織する県高校長会は16日、長野市内で開催。会長に関哲夫・上田高校長を再選するとともに、新年度の事業計画等を審議した。

 再選された関会長は県教委の重点課題3点に言及。このうち高校再編については「具体的に動き出した中、さらに細かいところまで慎重に詰めていかなくてはならない」などと指摘。その上で、これらの課題に対応するためには「機動力ある組織づくりが大切」と強く訴えた。

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理数弱く 県勢不振の大学入試

 今春の大学入試における県勢は、全体的に不振。信州大学の合格率は全国に比べ低く、また、本紙の調べでは、大学浪人生は前年に比べ1割近く増えている状況。背景には大学入試センター試験の理数科目の平均点が大幅に下がったことがある。従前から理数科目の弱い県勢だが、今年はさらにその傾向が強く、全国に比べると理数科目での競争力の低さが露呈した形だ。

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犀峡高 来年度から地域キャンパス校

 県教委は8日開いた定例会で、犀峡高校を23年度から地域キャンパス校にすることを決定した。今後、センター校や教育内容について、地域や学校関係者とともに検討。夏休み前後には方向性を示す予定だ。

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「生きるための哲学を学べ」 信大入学式で山沢学長

 信州大学の入学式は6日、松本市の総合体育館で開かれた。2211人の入学生を前に山沢清人学長は「本当の意味での勉強」と「生きるための哲学」を強く求めた。

 山沢学長は「人間として、どのように生きるかということを考える基礎をつくってほしい」「生き方、生きるための哲学を知ることが重要」などと入学生に訴えた。

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「教育は伸び代」 山口県教育長に22年度方針を聞く

 山口教育長 教育は伸び代と考える。過日、全国造園デザインコンクールで全国表彰された須坂園芸高校の生徒を話したが、高校入学当初はこのような賞を取れるとは夢想だにしなかったという。実際、信じられないくらい伸びるのが子供たちだ。先生方においては、「何で、この子供は・・・」と考えるのではなく、試されているのは自分だという考えで接してもらいたい・・・

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徹底検証 22年度の高校入試①

 4通学区制と前期・後期選抜試験が導入されて7年目となった平成22年度入試。高校再編計画は着実に進み、各高校の特色づくりがさらに求められている。高校授業料の無償化や、厳しい経済状況等の背景のもとに行われたのが今年度入試。様々な数値をもとに4回に分けて分析する。

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県下初の中等教育学校 松本秀峰が開校式

 県下初の中等教育学校となる松本秀峰中等教育学校(小宮山淳校長)の開校式は1期生87人らが参加して3日に開催された。式典で、設置者の学校法人松商学園の藤原一二理事長は、「さらに学びやすい環境づくりに務め、県下はもちろん、日本一の学園を目指してがんばる」と述べた。引き続き、小宮山校長は「現在の日本では『知識基盤社会』の実現が重要課題。そのためには豊かな人間性のもとに、確かな課題解決能力や国際性をもった人材の育成が必要」と指摘。「6年一貫教育のメリットを生かし、学習意欲や知的好奇心を喚起し、たくましく成長していく人材の育成を目指す」などと話した。

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