長野県民新聞2010年9月

中学生の暴力行為が増加

 平成21年度中に県下中学校で発生した暴力行為は、前年より70件、率にすると25%増えたことが、文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」(問題行動白書)から明らかになった。このほかまとめからは、いじめや高校中退、高校不登校の状況も明らかになっている。

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生徒指導における本県の課題を追う 問題行動白書から

 平成21年度中に県下学校で発生したいじめは、前年より201件減り1055件だった。特別支援学校で1件から2件へと増加したが、小中高校では前年に比べいずれも減少した。

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来春多部制・単位制高校に転換する東御清翔

 東御清翔高等学校(徳武高標校長)は来春、県下3校目の多部制・単位制高校として生まれ変わる。スーパー進学コースを置いて高度な学力養成のための授業を展開するほか、習熟度別の少人数講座を数多く開講するなど手厚い学習支援を行っていく考え。このほか、既存のコース制での成果を継承する体験学習や、キャリア教育にも力を入れていく。転換を機に「生活指導から学習への意識転換」を狙う。

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遅いキャリア教育への対応

 県下189の公立中学校のうち、文部科学省が推奨している「5日以上の職場体験学習」を実施しているのは20校、1割足らずであることが、県教委がまとめた『学校経営概要のまとめ』から明らかになった。中学生の職場体験学習では県の教育振興計画においても「3日以上の実施校を120校に」とする目標値を設定しているが、これも大きく下回っている。

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連携鈍い特別支援関係の活動

 不登校や高校中退、さらには特別支援教育等の視点から幼保小、小中、中高の連携が強く求められているが、十分とは言えない現状だ。『学校経営概要のまとめ』から。

 課題が見えるのは、特別支援教育にかかわる引き継ぎ。全日制は51.8%、定時制は39.1%。ともに特別支援教育への対応は鈍いと言える。

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3分の2の小学校は「0~1人」 不登校の状況

 約4割の県下公立小学校には不登校児童はおらず、1人のみの小学校も27%。この結果、3分の2の小学校は「不登校児童が1人以下」という状況にあることが、県教委のまとめから明らかになった。県教委心の支援室では「引き続き不登校の未然防止に努めてほしい」と呼びかけている。

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高2の半数が家庭学習「0分」

 高校2年生の45%は家庭学習を全く行わず、大学進学校でも3分の1以上の高2生は30分以下の家庭学習時間であることが、県教委が実施した「高校学力実態調査」から明らかになった。調査ではこのほか、無答率が大幅に増加していることなども明らかに。「学力低下問題」が再び大きくクローズアップされてきた形だ。

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県教委記者会見 学力問題「市町村と連携し検証」

 ―全国学力テストにおける中学校での学力低下も含め、学力問題を大局的に検討する必要があるのでは(本紙記者質問)。

 矢崎委員長 中学は市町村教委の管轄。県と市町村がキャッチボールをする中で、たとえばPDCAサイクルづくりを検証。連携しながら早急に検討していかなくてはならない課題だ。

 

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高校卒業後の進路 無業者率が大きく上昇

 今春の県下高校生卒業生の就職率は大きく下がり、その一方で専門学校進学率と無業者の比率が大きく増加した。また、2年連続で5割を超えていた大学・短大進学率だが、今春は5割を切った。

  文部科学省の学校基本調査(速報)による数値。

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